花粉症を予防するためのケアとツボ

こんにちは。

ハリナ堂鍼灸院(@ハリナ堂鍼灸院)です。

まだまだ寒いが続きますが、日当たりの良い場所では梅の花や菜の花など春の花も見かけるようになりました。

今日は 春本番を迎える前に、

  • 今年こそ花粉症を軽くしたい!
  • 体質から改善したい!

そんな方へむけた、花粉症の予防ケアをお伝えします

Contents

今年こそ花粉症を軽くしたい方へ

  • 咳や鼻水に悩みたくない
  • 体質から改善したい

春を前にした、花粉症をお持ちの方からお聴きするお声です。

とくにコロナ禍ということもあり、風邪と症状が似ている花粉症による咳や鼻水で、肩身の狭い思いをしてしまうともお聴きします。

花粉症予防にオススメケア

それでは早速、花粉症を予防するためのケア方法をご紹介いたします。

薬を使わないケアなので、妊娠中、授乳中にもオススメです。

春本番を迎える前に対策をすることが一番ですが、花粉症でお辛いときにも症状を軽くするために役立ちます。

花粉症予防 ①首肩コリケア

首肩コリがある方は、首から上の血流が悪くなるため、目や鼻、喉の粘膜が乾燥しがちです。

正常な目や鼻、喉の粘膜は常に洗い流されていて(自浄作用)、潤いがあります。

粘膜が潤っていると、花粉など異物が付着しても直接肌につかずにすみます。

花粉が目や鼻、喉の皮膚に直接くっつくのを防ぐために、粘膜を正常に保つことが大切です。

そのため、首肩コリをストレッチなどで解消しておくといいですよ。

ストレッチの方法は「肩コリ ヨガ」などで検索するとたくさん見つかります。

花粉シーズンが終わるまでは毎日の習慣にすることをオススメします。

花粉症予防 ②下半身の冷え対策

下半身が冷えていると、気が上にあがりやすく、のぼせに繋がりやすいです。

のぼせがあると、鼻、目、喉が乾燥しやすくなります。

オイルヒーターそばで洗濯物が乾きやすいのと似ています。

花粉が飛び始める前から、花粉シーズンが終わるまでは、お腹、腰、足首内側が冷えないようにご注意ください。

もし冷えてしまったら、その日のうちに湯船で温まるなど冷えをリセットすることがオススメです。

シャワーは体を冷やすため、春先はとくにNGです。

花粉症予防 ③こまめに水分を

水分摂取が不足すると、目や鼻、喉も水分不足に。

粘膜を正常に保つため、水分摂取は大切です。

水筒に白湯をいれて、こまめに飲むなどオススメです。

オススメの水分は・・

カフェインレスの温かなもの。

  • 白湯
  • 番茶
  • ハーブティー

などオススメです。

温かなものを保温できる水筒などに入れておくと、手間もかからず便利です。

ハーブティーは香りによって、飲みやすい飲みにくいがあると思います。

好みの香りのものが見つかればリフレッシュにもなるかと思います。

オススメしない水分は・・

利尿作用があって水分補給にならない

  • コーヒー
  • 緑茶
  • 紅茶
  • 栄養ドリンク

など、カフェインが多く含まれるものは、利尿作用があるため、水分補給になりません。

体を冷やす飲み物

麦茶麦は体を冷やす性質があるので、夏はオススメですが、春先は避けたほうがいいかなと思います。

花粉症予防 ④自律神経を整える

  • 疲れがたまっている
  • 寝不足
  • ストレスが続く

などがあると自律神経が乱れがちです。

自律神経の乱れは、花粉症を悪化させると言われています。

  • 40℃くらいのお風呂に10分くらい浸かる
  • 睡眠をたっぷりとる
  • 妊娠中・産後の方はお昼寝を習慣にする
  • ストレッチなど体の巡りをよくする

など、毎日の生活習慣が大切です。

花粉症予防 ⑤便秘をケアする

  • 便秘しやすい
  • 下痢しやすい

など、便の状態が良くない方は腸内環境が乱れているサインです。

花粉症は花粉によるアレルギー反応によりおこります。

アレルギー反応は、腸内環境が悪いと体の免疫機能が暴走しやすいため症状がでやすいと言われています。

そのため、花粉シーズンになると腸内環境を整えるヨーグルトやサプリがドラッグストアの目立つ位置に並んだりもします。

体の免疫機能も正常に近づけるため、腸内環境を整えておきましょう。

具体的には

  • 規則正しい生活リズム
  • こまめな水分摂取
  • お米中心の和食
    • 日本人の腸は欧米人にくらべ長いため、肉食は負担に。魚や豆類も取り入れてみるといいですよ
    • お米はパンに比べ善玉菌が増えやすい
    • 味噌や納豆、甘酒など発酵食品も腸にいいです

花粉症予防にオススメのツボ

花粉症予防ケアにオススメのツボとして、以下3つのツボをご紹介します。

妊娠初期の方へ

セルフケアでお灸をするには注意が必要な時期です。

腹巻きや厚手の靴下などを利用して、オススメしたツボの場所を冷やさないようにご注意くださいね。

貼るカイロなども便利です。

ツボ押しはオススメしません。

強すぎるツボ押しは逆に冷やしてしまう場合があるためです。

花粉症予防 ツボ①大椎

首の付け根あたりにあるツボです。

首肩コリを軽くするために、大椎へのお灸がオススメです。

襟元で後ろにあるツボなので、パートナーに手伝ってもらってください。

つぼ押しはオススメしません。 

花粉症予防 ツボ②三陰交

足首内側にあるツボです。 

足の冷え、のぼせのケアにオススメです。

やはり、お灸がオススメです。

ツボ押しはオススメしません。

  • 内くるぶしから指3〜4本分膝よりの場所
  • 押したときに脛の骨にあたらない場所
  • 一番凹んだ感じがする場所

花粉症予防 ツボ③関元

おヘソの下にあるツボです。

武道などで丹田と呼ばれる場所と同じです。

体力を回復させて、気がのぼるのを抑えます。

気持ちも安定するため、ストレスケアにもオススメです。

まとめ

花粉症を予防するケアのまとめです。

花粉症予防にオススメケア

  1. 首肩コリケア
    1. 肩周りのストレッチなどを習慣に
  2. 下半身の冷え対策
    1. 足腰が冷えないように
    2. 毎日湯船で冷えをリセット
  3. こまめに水分を
    1. カフェインレスの温かな水分を
  4. 自律神経を整える
    1. 疲れをためない
    2. たっぷり睡眠
    3. 妊娠中、産後はお昼寝も
    4. ストレスケアも
  5. 便秘予防
    1. 規則正しい生活リズム
    2. こまめな水分摂取
    3. 和食中心の食事

花粉症予防にオススメのツボ

  • 大椎
    • 首の付け根
    • 顎を引いて現れる大きな骨のすぐ下
  • 三陰交
    • 足首内側
    • 内くるぶしから指3〜4本分膝より
    • 凹んだ感じがする場所
  • 関元
    • お腹のツボ
    • お臍と恥骨を結んだ真ん中あたり

お灸がオススメです。

ツボ押しはNGです。

セルフケアで改善しない場合

毎年花粉症でお悩みの方向けに、花粉症を軽くするための予防的なケアをご紹介しました。

すでに痒みにより、目や鼻、喉がただれてしまっている場合、セルフケアでは改善しない場合はお近くの鍼灸院にもご相談くださいね。

ハリナ堂鍼灸院ではお一人お一人のお体に合わせた施術をいたします。

鍼やお灸はここちよくウトウトされる方も多いです。

鍼灸が初めての方も安心してご利用いただけます。

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