こんにちは。
ハリナ堂鍼灸院(@ハリナ堂鍼灸院)です。
当院は妊娠中、産後の方のご利用者さまが多く、
とくに逆子でのご利用はつわりの方に並び、多いです。
逆子になってしまった方へは、
- 体をリラックスしやすくしたり、
- 冷えをケアしたりと、
お一人お一人のお体に合わせて、優しい刺激で施術をしています。
また、日常生活での改善ポイントもお伝えしています。
逆子は赤ちゃんが大きくなってしまうと、回るスペースが少なくなり治りにくくなってしまいます。
鍼灸を利用しようか迷われている方へ、まずは今すぐできることをご紹介しますね。
- 逆子が改善しやすくなりますし
- お腹の張りが楽になったり
- 夜眠りやすくなり疲れがとれたり
妊娠中の体調管理にもお役に立てます。
今回は東洋医学に基づく
\いますぐ自宅でできる/逆子のセルフケア
をお伝えします。
日常生活でちょっと気をつけるだけでも、楽になるのではと思います。
よかったらお試しくださいね。
- 逆子と診断された妊婦さん
- 逆子のときのセルフケアを知りたい妊婦さん
鍼灸は逆子改善が得意
鍼灸の逆子施術は
- 逆子の改善率が高い
- 逆子のお灸をすすめる産院が多い
- WHOでも逆子の鍼灸の有効性を認めている
など、逆子には鍼灸が有効と認められています。
今回は今すぐ家庭でできるセルフケアとして、逆子改善のキーポイントになる
「冷え対策」と「疲労回復」
のセルフケアをご紹介します。
逆子のセルフケア①冷え対策
冷え対策が逆子に有効なワケ
逆子は妊娠週数が進むにつれて改善が難しくなります。赤ちゃんが周るスペースがなくなっていくためです。
子宮は筋肉なので、冷えると固くなります。
固くギュッと縮まった子宮では、よりスペースが少なくなります。
体をあたためると、筋肉である子宮が柔らかくなり、赤ちゃんのスペースが広がります。
結果、赤ちゃんが回転しやすくなります。
鍼灸が逆子の改善が得意なのは、冷えケアが得意だからということもありそうです。
自宅でケアする際も冷えを予防することは大切です。
逆子に有効な冷え対策のコツ
冷え予防で大切なのは、下半身。
よく足を冷やすと、お腹を冷やすといいますが、体のしくみからみても、
足の冷えはお腹を冷やします。
足を流れた血液は、子宮のすぐ後ろを通って、心臓へ戻るためです。
オイルヒーターの真逆です。
冷えきった血液が、子宮のすぐ後ろを流れることで、じわじわと子宮を冷やしてしまいます。
- 足、足首
- 靴下
- 肌寒いときはモコモコ靴下
- 冷えてしまったら足湯
- 足首内側に靴下のうえからホッカイロ
- ふくらはぎ
- レッグウォーマー
- 太もも
- ひざ掛け
- みぞおち〜お尻
- お腹に後がつかない(締め付けがない)腹巻きやサラシ
- バスタオルをお腹〜お尻を包むように巻く
お風呂上がりのポカポカを保つように冷え対策をするといいですよ。
熱いお風呂に長くはいるのは、体力を消耗するのでオススメしません。
- 妊娠中の冷えはお腹の張りに繋がる
- お風呂上がりのポカポカした体づくりを意識する
- とくに下半身の冷え対策を
- お腹が柔らかくなり、赤ちゃんが周るスペースができる
逆子のセルフケア②疲労回復
疲労回復が逆子に有効なワケ
逆子の原因ははっきりとは分かっていません。
それでも 逆子のご利用者さまを拝見していると、
- 産休までに引継ぎが終わりそうにない
- 上の子のイヤイヤ期で休む暇がない
- 横になりたい(休憩をとりたい)が、日中はそんな環境はない
そんな方が多いなと思います。
疲れがたまるとストレスにも弱くなり、お腹が張りやすくなります。
また、忙しすぎると交感神経優位(戦闘モード)となり、疲れを感じにくくなります。
そんなときは、心身ともにリラックスすると、ゆっくり休むことができて、お腹の張りも柔らかくなり、赤ちゃんが回転しやすくなります。
ご自宅でケアする際も、
- 無理をしない
- 疲れを貯めない
ことに気をつけていただけるといいと思います。
逆子に有効な疲労回復のコツ
交感神経優位(戦闘モード)になりやすい習慣を減らして、
副交感神経優位(リラックスモード)になりやすい習慣を増やすことです。
リラックスするためにお灸もおすすめです。
- 夜はゆっくり休む
- 夜間のスマホは控える
- 時間を作る
- 予定を詰め込みすぎない
- 頼れる先を作る
- 無理に運動をしない
- シャワーではなく、湯船に入る
- 熱すぎるお風呂ではなく、ぬるめの(寒いのはNG)お風呂へ
- 肩こりや腰痛ケア
- 痛みがあるとリラックスしにくい
- 肩回しや、開脚ストレッチなら妊娠中も負担なくできる
肩こりのツボは妊娠中禁忌なツボが多いので注意して下さいね。
逆子のセルフケア まとめ
- 妊娠中の冷えはお腹の張りに繋がる
- お風呂上がりのポカポカした体づくりを意識する
- とくに下半身の冷え対策を
- お腹が柔らかくなり、赤ちゃんが周るスペースができる
- 妊娠中の過労はお腹の張りに繋がる
- リラックスしやすい習慣づくりを意識する
- お腹が柔らかくなり、赤ちゃんが周るスペースができる
逆子が早く改善できますよう、お力になれれば嬉しいです。