梅雨どきのむくみ、体のだるさにオススメのツボとお灸のやり方

こんにちは。

ハリナ堂鍼灸院(@ハリナ堂鍼灸院)です。

  • 梅雨になったら、むくみが気になる
  • 湿気が多いと体がだるくなる

もとからむくみやすい方は、梅雨時期はとくに・・・そんな方、多いです。

むくみにはお灸も取り入れると楽になりやすいです。

今回は梅雨時期の むくみ体のだるさ におすすめのツボとお灸のやり方をご紹介します。

妊娠中、産後の方にもオススメのツボです。

この記事はこんな方にオススメ
  • 梅雨になると むくみ が辛くなる方
  • 雨が続くと 体がだるく なりやすい方
  • お灸でケアをしたい方

※妊娠中のお灸は産婦人科の先生に許可をいただいてから実践してくださいね。

ツボを使ったケアは手軽にできて、ここちよくおすすめです。

  • ツボの場所
  • お灸のやり方
  • 生活面でのちょっとした工夫

をお伝えしますね。

Contents

梅雨時期の むくみ や だるさ におすすめのツボ

梅雨時期の むくみ や だるさ におすすめのツボ ① 内関 ないかん

内関ないかん)は

  • 胃腸を整える
  • ストレスケア
  • つわり
  • 乗り物酔い

などにも使われるツボです。

梅雨時期にむくみやすい方は、胃腸の働きが弱くなっている場合があります。

内関(ないかん)のツボは、胃腸の調子をあげるのにオススメです。

また、長雨による運動不足やジメジメした気候からのストレスを感じやすい季節です。

ストレスは胃腸の大敵です。

ストレスケアという観点からも、内関はオススメです。

内関(ないかん)の場所
  • 腕の内側
  • 手首ラインから指2本
  • グーにしたとき出来る2本の筋の間
harina

少しペコペコした感じがする場所です。
押しても痛みなどはないので、指2本が目安です。

梅雨時期の むくみ や だるさ におすすめのツボ ②陰陵泉(いんりょうせん)

陰陵泉(いんりょうせん)

  • 胃腸の不調からの足のむくみ
  • 体の水分を排出
  • 水分代謝を改善する

ツボです。

陰陵泉は、胃腸に関わる脾経のツボです。

水分代謝を改善して、体の水はけを促します。

胃腸が弱く、むくみやすい方にオススメのツボです。

陰陵泉(いんりょうせん)の場所
  • 膝下の内側
  • スネの骨の内側を膝に向って撫でていったときの、カーブの真ん中あたり
  • 押すと痛いところ
harina

足の内側です。
スネの骨を丁寧にたどると、カーブが分かると思います。

梅雨時期のむくみやだるさにオススメのツボ のお灸のやり方

STEP
お灸を用意する

【どこで買える?】

  • ネット
    • amazon
    • 楽天
  • ドラッグストア
    • 湿布コーナーに並んでいることが多いです

で購入できます。

【おすすめのお灸】

  • 台座灸といって、厚紙の台座の上にモグサがのっているタイプが扱いやすくおすすめです
    • 初めての方は、シールで貼れる「せんねん灸竹生島」がおすすめです
STEP
お灸の準備をする

【準備するもの】

  • お灸
  • ライター
    • 100円ショップやコンビニで売っています
    • 点火できなくなることがあるため、2つくらい用意しておくと安心です。
  • サインペン
    • ツボを見つけたら目印に点をつけます
  • 水をはったマグカップなど
    • 使い終わったお灸を捨てます
  • 不要になったフェイスタオルなど
    • お灸の灰などが落ちたとき用に下に敷きます
STEP
ツボを見つける
  • お灸をする姿勢になってから、ツボを見つけます
  • 内関のツボは机に腕を乗せた姿勢
  • 陰陵泉のツボはあぐらの姿勢がおすすめです
  • ツボを見つけたら、サインペンなどで点をつけておきます
STEP
お灸に火を付ける
  1. お灸のシールを剥がす
  2. 指につける
  3. お灸を横向きにして、ライターで火を付ける
  4. お灸の先が赤くなればOK
STEP
内関のツボにお灸を置く
  • 火のついたお灸を、ツボに置きます
  • 途中、熱すぎたら、台座部分をもってはずします
  • 大丈夫なら、そのまま
  • 台座が冷めてから、お灸をはずします
STEP
お灸を外す
  • 水をはったマグカップなどに、お灸を捨てます
  • お灸をした部分がほんのり赤みがあれば、1つでOKです
  • もし、お灸した周りのお肌に変化がなければ、もう1つずつお灸をしてもいいかもしれません
STEP
次に陰陵泉にお灸をする
  • 内関のお灸が終わったら、同じように陰陵泉にもお灸をします。
harina

お灸は
上から下へとしていきます。

また、
☓多ければ効く
☓熱ければ効く
訳ではありません。

じんわりあたたかく
お灸をした周りのお肌がほんのり赤みがかるのがちょうどいいサインです。

ツボ押し以外に 出来ること

梅雨時期のむくみ体のだるさにお悩みのときに、今すぐできることもお伝えしますね。

お肌をさらっと

梅雨時期は湿度が高く、肌表面の汗が蒸発せずに残りやすくなります。

水分代謝が落ちる原因の1つです。

肌表面に汗が残ったままだと、ベタベタして不快ですし、冷えにも繋がります。

  • 濡れタオルで拭いたあとに、乾いたタオルで拭く
  • 肌に直接触れる肌着などは綿素材にする

などオススメです。

運動をする

雨が続くと、歩いたり、自転車に乗ったりの日常の運動が減ってしまいます。

また低気圧の影響で、ゴロゴロしていたくなるものです。

運動不足はが胃腸の機能低下にも繋がります。

東洋医学でいう「」は胃腸の働きをさしますが、水分代謝にも関わっています。

脾を強めるためにも軽い運動は大切です。

  • ストレッチ
    • 手軽にできること
      • 肩周し
      • アキレス腱のばし
    • 時間がとれるときは
      • 前屈
      • 後屈
      • 開脚など
  • 筋トレ
    • 日常生活の中でできること
      • 数秒間お腹を凹ませる
      • 良い姿勢を保つ
    • 時間がとれるときは
      • 腹筋(妊娠中の方はNG)
      • スクワットなど
  • 歩く
    • 買い物、通勤時に階段を使う
    • 少し早足で少し大股に歩く

など、日常生活の中で、少しだけ体を使うように心がけるだけでも違います。

温かいもの、薄味のもの

オススメのもの

  • 温かなもの
  • 薄味のもの

上記のものは、胃腸に優しくオススメです。

控えたほうが良いもの

  • 脂っこいもの
  • 甘いもの
  • 冷たいもの

上記のものは、消化吸収に負担がかかるため、避けるようにしたいところです。

湯船につかる

梅雨時は建物内はクーラーが効きすぎていたり、うっかり体を冷やしやすい時期です。

冷えた体はその日のうちに。

温めのお湯にみぞおちまで、ゆったり浸かってくださいね。

疲れをためない

妊婦中、産後は疲れやすいので、こまめに休んで翌日に疲れを繰り越さないようにするといいですよ。

日中は出来れば横になる時間を作るようにするといいですよ。

夜間はスマホは控えて、睡眠の質をあげるのもオススメです。

harina

毎日の生活習慣がむくみケアには大切です。

妊娠中の方へ 妊娠中NGなツボがあります

harina

妊娠中の方は注意したいツボがあるのでお伝えしますね!

妊娠中の方はツボを使う際に注意が必要です。

気をつけるポイントは次の3つです。

  1. 肩こりや便秘で検索してでてきたツボは要注意
  2. ぎゅうぎゅう強く押したり、尖ったものでチクッと刺激したりしない
  3. ツボ押し禁忌の場所
    • 外くるぶしとアキレス腱の間
    • 土踏まず
    • 肩と首の間あたり
    • 手(親指とひとさし指の間)
      • など・・・

詳しくはこちらの記事に書きました。

「梅雨時期のむくみやだるさにおすすめのツボとお灸のやり方」まとめ

むくみだるさ がある方へおすすめのツボ

  • 内関ないかん
    • 腕の内側にある
    • 手首から指2本分離れた場所
    • グーにしたとき現れる2本の筋の間
  • 陰陵泉いんりょうせん
    • スネの内側
    • スネの骨のカーブの真ん中
    • 押すと痛いところ

内関・陰陵泉のお灸

  • お灸の購入先
    • amazon、楽天などネット
    • ドラッグストア
  • おすすめのお灸
    • せんねん灸竹生島
  • 準備するもの
    • お灸
    • ライター
    • サインペン
    • 水をはったマグカップ
    • 不要になったフェイスタオルなど
  • お灸のやり方
    1. 手は机の上、足はあぐらの姿勢でツボをみつける
    2. サインペンで点をつける
    3. お灸に火を付ける
    4. 内関のツボに置く
    5. 水をはったマグカップにお灸を捨てる
    6. 同じように、陰陵泉にもお灸する

むくみやだるさがあるときのセルフケア

  • お肌をさらっと
  • 運動をする
  • 飲食は温かいものや、薄味のものを
  • 湯船につかる
  • 疲れをためない
harina

朝からむくむ、今まで感じたことのないだるさなどは、大きな病気のサインかもしれません。
たかがむくみと侮らず、一度内科を受診しましょう!
大きな病気ではない、セルフケアでは改善しない、そんなときは鍼灸をご利用くださいね。
ハリナ堂鍼灸院はむくみケアが得意です!

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